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前回に引き続き、大学職員の仕事について詳細に書きたいと思います。
どの会社も同じですが、所属する部署・セクションによって異なる業務・職能があります。
大学職員といっても、様々な仕事があります
今回とりあげるのは、「入試」のセクションです。
自学のアドミッションポリシー(入学者選抜の指針)を鑑み、各種選抜試験や学科試験を通じ入学者を選抜することにより、自学が本当に育てたい人物を入学させます。
大学の理念を重要視し、広く受験生にアプローチするという観点では、先日の記事に書いた「広報」と同じです。よって、「広報」と「入試」をかけあわせた「入試広報課」という部署名が広く用いられています。
AO入試(今期からは総合型選抜)は「青(AO)田買い」と、何かと評判が悪かったものです。しかし、本来は大学入試というのは学力だけではなく、その大学が真に求めている、成長させたい人物を選抜することが大切です。
入試というのは、おのずとアドミッションポリシーから演繹し設計されるべきなのです。
ということは逆に、自学の入試制度を説明することは、大学の教育理念を語ることに等しいはずです。それができないのであれば、入試制度を再検討しなければなりません。
自学の入試制度を説明することは、大学の教育理念を語ること
業務のうえで求められる資質は、高い危機管理と精密な業務遂行・監督能力です。入試は全学的な取り組みです。その大学の将来を左右します。
また業務の一部を外部業者に委託するケースも多いので、信頼のおける人間関係を構築するための人格が求められます。
新卒で私立大学職員になるために(今日の質問)
Q 入試を行う目的は何ですか?
Q 大学運営に重要な3つのポリシーとは何ですか?(アドミッションポリシー含む)
Q これからの時代に求められる入試制度を考えてください。
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