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前回に引き続き、大学職員の仕事について詳細に書きたいと思います。
どの会社も同じですが、所属する部署・セクションによって異なる業務・職能があります。
ケースごとに見ていきましょう。
大学職員といっても、様々な仕事があります
今回とりあげるのは、「広報」のセクションです。
主に高校生を対象に、自学の特徴(カリキュラム、学内設備、各種制度など)を伝え、「この大学なら成長できる」と感じてもらうことが目的です。
営利企業の営業部門とは違い、過度な脚色や無理強いは特に嫌う傾向があります。大学としてのステータスを守るというのはもちろんですが、あくまでも自主性を重んじ、入学後のミスマッチを減らすためです。
たとえ高校時代は優秀でなかったとしても、自分が本当に学びたいと思うものに出会った学生は、全てが変わります。努力を重ね、大きく成長してゆきます。
だからこそ、自学のことを嘘偽りなく、美化するわけでもなく、卑下するわけでもなく、ありのままに分かりやすく伝えることが大切です。
大学選びはその人の人生に大きな影響をもたらします。その判断に一滴の嘘も交じってはいけないのです。
入学後のミスマッチを減らす
もちろん、広報の仕事は学生募集に限りません。地域の方やステークホルダーに対して、大学の代表としてきちんとした情報公表に努めます。
外部の環境をしっかりと分析して客観的にトレンドを見極める力、また自学の最奥まで知り、本当の意味で大学の実力を把握するスキルが求められます。
新卒で私立大学職員になるために(今日の質問)
Q なぜ本学では「営業」といわず「広報」としているか?
Q 学生募集に使われるツールを挙げてください。
Q 高校生が本当に求める大学の情報とは何だと思いますか?
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