2024年9月5日に1週間予定日より早く第一子(男の子)を出産した時のレポートを書き残しておきます。
学んだことは、内膜剥離は思った以上に早めの出産を促すのに効果があること、
破水に気が付かないと子宮内が炎症しちゃって大変なこと、緊急帝王切開になることもあること
出産に至るまでの過程は、人それぞれというが、誰かの参考になればと思う。
9/2 月
38週4日の健診で、体重増加の関係でなるべく早く産んだほうが良いという先生の方針で、強めの内診ぐりぐり(内膜剥離)をされる。
すぐには出血等はなかった。
9/3 火
夜、19:50頃にゼリー状の赤めの出血と少し生臭い匂いのする水分が出た。慌てて産院に連絡、「破水の検査するのできてください」と言われ検査したが、陰性。(なんかコロナのような検査するキットで10分位で結果出るもの)
495は2センチ。(3センチだったら入院になったらしい)
「大量出血、陣痛が来た、バシャっと出るような破水、この3つのどれかあればすぐに電話してきて」と言われた。
「おりものは心配だけど破水じゃないっぽいか…でも念のため夜用ナプキンつけて寝よう」と寝た。
9/4 水
起きたら夜用ナプキンぐっしょり。特に陣痛が来ているとかなかったので普通に生活。夜ご飯食べてお風呂に入って、21時頃、なんだか寒気がするので熱を測ると38.4°C。
辛いから少し横になろうと寝たが一向に熱が下がらず、自分でカロナール飲もうと思ったけど念のため産院に確認しておこうと午前0時に電話この時39.0°C。「内科でコロナの検査して陰性だったらもう一度電話してください」と言われ、内科が開くまで頑張るか。ともう一度横になる。
9/5 木
その後も横になってはいるものの、高熱のせいで節々が激痛、加えてお腹が痛くなって、前駆陣痛と思いつつ、測っていくと午前5時頃に間隔10分以下が4〜5回続いたので、もう一度産院に電話。「こちらでコロナの検査して陰性なら破水の検査もう一度しましょう」と言われ、朝6時に産院へ向かう。
コロナは陰性、破水検査も陽性で入院となった。まだコロナの可能性も捨てきれないから、陣痛室でなく個室で陣痛に耐える。
7時半頃?産院の先生が来て、「血液検査で子宮に炎症が起きているのと、赤ちゃんの心拍が170前後でかなり頻回が続いていて苦しそう。ここでは何かあった場合に対応できない可能性があるので、大学病院の方へ救急車で行ってもらうことにしましょう」と言われる。この時点で帝王切開になる可能性高いと言われた。
(もうここら辺からは陣痛の痛みに耐えるのに精一杯で、時間経過分かりません😭)
救急車到着、片道30分かけて運ばれる。
(陣痛の間隔、かなり短くなっていて、体感時間長すぎてかなり辛かった。加えて右折左折、なんかぼこぼこした道通ってる?!ってくらい「ぼこんっ!」って車体が揺れて、「もう勘弁してくれ…救急車の中で死んでしまう…」と思ってた。でも産院から看護師さんが1人付いてきてくれて、手を握っていきみ逃しを一緒にやってくれたのが本当にありがたかった😭!!)
大学病院到着。そのまま分娩室へ運ばれ、検査などされる。495は5センチ。
(陣痛きてる中、同意書を書かされたり、自分の家族構成だったり、初診の問診票で書くようなことを何回も聞かれて気が狂いそうだった。仕方ないのもわかるけど、もうパニック状態で「痛い!痛い!フー!フー!」頑張っていきみ逃ししてたけど、もうかなり辛い状態だった)
夫が後追いで病院へ到着。ずっと手を握ってくれて、とても心の支えになった。1人で陣痛に耐えていると、辛すぎて発狂しそうになるので、本当にありがたかった。
10時頃 緊急帝王切開になることが決まり、10時半 手術室へ運ばれた。
ここからはもうかなりのスピードで、陣痛が多分もう1〜2分間隔で来ていて、何もわからなくなっていたから、手術台に移されるのも自分ではもう何もできない状態で移され、横向きになって、腰椎麻酔?をされる。麻酔は入ってくる時だけちょっと痛かったけど、もう陣痛で何も分からなくなっていたので、そこまで痛み感じず。手足はマジックテープのようなもので固定され、裸で待ち。
目の前にはタオルで仕切りがされ、寒いから腕にはタオルをかけてもらえていた。だんだんと麻酔が効いてくると陣痛の痛みが消えていって、すごく安らかな気持ちになった。
冷たい洗浄綿で「ここ冷たい?ここ冷たい?」と聞かれ、「触られてるのはわかるけど冷たくはない」と答える。
「麻酔はね、触られたり押されたりするのは分かるのよ」と看護師さん?に言われる。
オペ開始。すごいお腹押されてる感覚あるけど、痛くない、不思議、仕切りの向こう側で何が起こっているのだろうという気持ちでいると、「はい、生まれましたよー!!」と赤ちゃんの泣き声!
「ええ!めちゃめちゃ早い!なんのモーションもなく赤ちゃん出てきた!!」と驚きの方が先にきて、泣き声を聞いていると、涙が溢れてきた。
「よかった、無事に生まれて本当によかった」という気持ちでいっぱいになる。
体を綺麗にした赤ちゃんと一瞬だけ対面させてもらい、頭を撫でた。温かくて、とても愛おしくて涙が止まらなかった。
「お預かりしますね〜」と赤ちゃんがNICUに連れて行かれると、あとはお腹の縫合タイム。ただただぼーっとしてた。
ズボボボって血液?が吸われてる音は「うわぁ、生々しい」と思って聞いてた。
陣痛から解放され、赤ちゃんが生まれた安堵感でもう何も考えられなかった。
9/5 10:54 3,304gの男の子ベビー誕生👶🏻
陣痛も帝王切開も経験して、どちらも辛かったし、産後もかなり辛いけど、赤ちゃんは本当に可愛い。ただそれだけで乗り越える価値があると思う。なるべくなら痛くない方法がもっと拡充されると良いなぁ。
なんの方法だったとしても、やはり母は偉い。世界中のすべてのお母さんは尊敬され、大切にされるべき。出産だけでもかなりの大仕事だよ?!死ぬほど痛い苦しみと戦って出産するし、その前後も。初期の悪阻から、産後の裂傷の痛みまで、ずーっといろんなものに耐えて耐えて、ようやく新しい命が生まれるの。いや、これもう1人産んだだけでお母さんは一生お金とかに困らないような制度を作っても良いくらい。
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