「できるこどもは〇〇がすごい」を読んでみた

思ふこと

みなさん、こんにちは。
タイトルを見て、何がすごいのかな、と気になり、手に取ってみました。
実は今、驚いたことがありまして。
ネットでこの本のリンクを貼ろうと探す際に「できるこども」と検索ワードに入れたら山のように検索結果が出てきたんです。
それほどに子供の育て方って、みなさん気になっちゃいますよねぇ。

さて、著者である榎本博明(えのもと・ひろあき)さんは、以前の著書に「ほめると子どもはダメになる」という本も書かれているように、この本でも、最近の子供(この本が書かれた2019年10月時点の10代後半、20代の若者たち)は、怒られるとすぐにしゅん…となってやる気をなくしたり、逆に反発して大騒ぎすることが多いそうです。これが、どうしてそうなってしまったのか、ということを様々な研究や調査から見出しています。

親は子どものことを信頼して、きちんとしかるべき時は叱る。
それとともに、何かに失敗した時に、必ず子どもが立ち直れると信じて励ますことが大事だそうです。
子どもは親の姿を見て、育つ(これは本当にそうらしく、まだ言葉がわからない状態から、子どもは親を自分のモデルとして観察し、言葉遣いや他人に対しての態度、さまざまなことを見て学んで、親に似ていくのだそうです)

また、人間関係をうまく作っていけるように、小さい頃から、友達とたくさん遊ぶようにし、親は子どもの友達だけでなく、他の生き物や絵本の登場人物の気持ちはどのように感じているかを子供に問いかけたりすることで共感力を高めていくことが大切だそうです。

私もあまり親に叱られてはいなかったと思いますが、その代わりに学校で厳しい先生に教わることも多く、最初の仕事である、アブダビの大使館の時にも厳しくも愛情のある先輩方に恵まれたおかげで、何かを失敗した時にも、めげずに続けていくことができていると思います。
「愛情をもって叱る」言葉で言うのは簡単ですが、実際にきちんと信頼関係を築いたうえできちんと叱るというのは中々難しいですね。
でも、中々自分の子ども意外に干渉するのが難しそうな世の中ですが、周りを見渡して、ほめて育ててしまったために、失敗をせず、すぐ諦めてしまう子どもに育つことは回避できるように、日ごろから真摯に子どもに向き合うことが大事なのだと再認識しました。

失敗にめげず、粘り強く頑張れる力を「レジリエンス」といい、この中でも書かれていますが、この「レジリエンス」はつまりは逆境に負けない力です。
昨今の在宅勤務で粘り強くモチベーションを保ちながら業務にあたるというのがなかなか難しいと感じる方も多いようで、レジリエンスセミナーというのが多く開催されているようです。

なにはともあれ、分かってはいるものの、やっぱり忙しいとはいえど、子どもとの向き合い方はついつい忘れがちなので、見直す際にぜひ、この本読んでみてください。
私にも役立つ日が来ますように、いんしゃーら・・・。

思ふこと
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