通常、人間の脳は寝ている間にその日あったことなどを整理、不要な情報を忘却するなどしてリセットされるので、朝起きたときはリフレッシュされた脳で気持ちが良いはずなのだが、中々そうならない。大きな原因はストレスである。
なんだか最近はもやもやすることばかりである。私も性格に少々(だいぶ?)難ありで、仕事のできない人にはイライラすることが多い。一概に仕事ができないとくくるのも失礼だし、そもそも自分ができているかと言われるとできてない部分や不得意である部分も多分にあるのだが、なんというか、スピードが遅くて、相手のことを考えながら仕事ができない人、これが気になって仕方ない。なので、自分はこれをしないようにしているところ、猫の手も借りたいくらい多忙な中、「役員が持っていく手土産、買ってきてくれる?」なんて雑用をお願いしてきた人にはブチギレそうだったが、「忙しいから無理」と断るのは乱暴だと思い、モヤモヤしながら超速で済ました(それでもお土産って大事だし、いいものを選ばなくてはならないと考えると悩むこともあり結局1時間半は掛かった)。
同じプロジェクトチームのチャットにも入って、メールCCにも入っていて、どう考えても私が忙しいのは見えるはずなのに、その日遅くまで残業していると「ごめんねぇ、忙しかったのに買い出し頼んじゃってごめんねぇ」と言ってきたので驚愕した。気がついていなかったのだ。まとめ役の一応役職がついているにもかかわらず、そんなこともわからないとは。こういうときに私の中で彼女は「仕事ができない人」というレッテルが貼られてしまうのである。(これだけではもちろんない部分でも多く、こんな感じのことが多々見受けられるので、一度や二度で断定しているわけではない)
忙しいと人を気遣う余裕はないくせに、気遣ってほしいがために気遣ったりする。でもこういうものは意外と効果がない。
相手ももはや多忙で気遣う余裕がないのかもしれない。あれ、でも他の人にはお疲れ様!って声かけてたな、とか勘ぐってしまう。
結局人間は自分のことしか考えられないのだと思うと悲しい。悲しいという気持ちを持ちながら働いていると、朝の気分は憂鬱だ。朝起きて、パソコンに向かい、立ち上がることも忘れ、外が暗くなってから、「今日もまた一日仕事だけをして終わってしまった」という日が続いていく。仕事をしてもしても時間が足りない。四六時中仕事のことを考えている時間が多くを占めていたのを、これでは危険だと思い、こうして文章を書いてみたり、ドラマ見たり、本読んだりして気を晴らしているが、そうしたら、仕事を頑張らなくては、という熱意が少なくなってきて、今度は仕事のやる気が出なくなってきて、何もかも面倒になってきてしまっている。負のサイクルだ。
在宅ワークの弊害とも言えるかもしれないが、気になったときにすぐにパソコンを開いて仕事ができてしまう環境なのも、仕事のことを中々忘れられない原因だろう。もともと、大使館の頃なんかは、いつ何時緊急の電話がかかってくるかわからないので、電話は手放せなく、Nokiaの着信音に非常に敏感だった笑 今で言うファントムバイブレーション(着信が来ていないのにバイブレーションが鳴っているように聞こえてしまうこと)ならぬ、ファントムNokia phone ringingだったのだろう笑 アブダビの時間は一人でいると時間が無限のように長く感じられたが、誰かといるとあっという間で、そのONOFFがうまく機能していた。
今は人と会える機会もめっきり減ったし、私も静岡に来てしまったので、出社のタイミングで何かをする、でないとちょっとお財布が痛い。まぁ、そもそもそんな機会も最近殆ど無い。コミュニティを作る暇もないので、結局落ちていく・・怖いなぁ。何もかも下手である。
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